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[WSH]Outlookの操作

  • 投稿日:
  • 更新日:
Tags:
JScript Outlook WSH
Categories:
プログラミング

やりたかった事

Outlookの自動化

Outlookオブジェクトを生成

new ActiveXObject(“Outlook.Application”);

NameSpaceオブジェクト

Application.GetNameSpace(“MAPI”);
Outlookのルートオブジェクトで、既定のフォルダにアクセスしたり現在のログオンユーザーを取得する。
GetNameSpaceメソッドを使用して、NameSpaceオブジェクトを取得をする。

GetDefaultFolderメソッド

NameSpace.GetDefaultFolder(n);
引数指定した規定フォルダを取得する。

引数に入る数値は下記の通り。(使いそうなフォルダだけ抜粋)

フォルダ名
削除済みアイテム フォルダ GetDefaultFolder(3)
送信トレイ フォルダ GetDefaultFolder(4)
送信済みアイテム フォルダ GetDefaultFolder(5)
受信トレイ フォルダ GetDefaultFolder(6)
予定表フォルダ GetDefaultFolder(9)
連絡先フォルダ GetDefaultFolder(10)
履歴フォルダ GetDefaultFolder(11)
メモ フォルダ GetDefaultFolder(12)
タスクフォルダ GetDefaultFolder(13)
下書きフォルダ GetDefaultFolder(16)
迷惑メール フォルダ GetDefaultFolder(23)
To Do フォルダ GetDefaultFolder(28)
連絡先候補フォルダ GetDefaultFolder(30)

CurrentUserプロパティ

NameSpace.CurrentUser;
現在、ログオンしているユーザーの表示名を返す。

WindowStateプロパティ

Application.ActiveWindow.WindowState(n);
Outlookの指定フォルダーのウィンドウのサイズを選択する。

引数に入る数値は下記の通り。

サイズ
最小化 0
最大化 1
標準 2

Displayメソッド

Application.Display();
Folder.Display();
指定したアイテムやフォルダーをウィンドウ上に表示をさせる。

CreateItemメソッド

Application.CreateItem(n);
Outlookで操作するアイテムを選択する。

引数に入る数値は下記の通り。

アイテム
メール CreateItem(0)
予定表 CreateItem(1)
連絡先 CreateItem(2)
仕事 CreateItem(3)
履歴 CreateItem(4)
メモ CreateItem(5)
投稿 CreateItem(6)
連絡先グループ CreateItem(7)

To・CC・BCC・Subject・Bodyプロパティ

メールの作成に使用するプロパティ

プロパティ名 説明
CreateItem(0).To TOに送るメールアドレスを設定する
CreateItem(0).CC CCに送るメールアドレスを設定する
CreateItem(0).BCC BCCに送るメールアドレスを設定する
CreateItem(0).Subject 件名を入れる
CreateItem(0).Body 本文を入れる

Attachmentsプロパティ

添付ファイルの情報を返す。
Attachmentsプロパティには、以下のメソッドとプロパティが用意されている。

  1. Countプロパティ
    CreateItem(0).Attachments.Count;
    添付ファイルの数を返す。
  2. Add()メソッド
    CreateItem(0).Attachments.Add(FileName[, Type, Position, DisplayName]);
    FileNameに記載の添付ファイルを付ける。
    ※添付ファイルはフルパスで指定する。
    省略可能の引数についての詳細は下記を参照。
    Type
    Position, DisplayName
  3. Item()メソッド
    CreateItem(0).Attachments.Item(Index);
    指定された添付ファイル(Attachmentsオブジェクト)を返します。
    引数は1以上のIndex番号か、添付ファイル名でも指定可能。
  4. Remove()メソッド
    CreateItem(0).Attachments.Remove(Index);
    指定の添付ファイルを削除する。
    引数は1以上のIndex番号を指定する。

Sendメソッド

CreateItem(0).Send();
メールを送信する。

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